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Posted by たまりば運営事務局 at 

2005年03月24日

佐野一行「受電の気遣い」

相手を待たせなくてはならない場合は「少々お待ちください」または「少しお待ちいただけますか」といい、1分以上時間がかかるようなら必ず「お待ちいただけますか?」と聞きます。

相手の状態がわからないからです。

受話器を耳にして待つのはとても長く感じ、不安になりますから、まだ待たせるようであれば、もう一度声をかけるくらい気を遣ってください。

そして、しばらく待たせてから出るときは「お待たせいたしました」の一言を。

とにかく電話は声だけが頼りです。

耳に全神経を集中させますから案外相手の状態が察知できるものなのです。

寝ころんでしゃべっていたり、ものを食べながらの応対、まわりの無神経な音などとても失礼だと感じます。

よく「ありがとうございます」と受話器を持ったままお辞儀をしている方を見ますが、あれでよいのです。

あの心が大切なのです。

また、いくら親しい相手であっても、電話では表情を見ることができませんので、いつもより少し丁寧に気を遣って話すことが必要です。

ちょっとした言葉の行き違いで思わぬ誤解を受けてしまいます。

佐野一行, designer
  


  • Posted by 佐野一行 at 01:05 | 佐野一行 | designer

    2005年02月05日

    佐野一行「風呂敷の利便性」

    「女の子だったら、外出するときには必ず風呂敷をバッグの中に入れておきなさい!」これが、しばらく前までの女学校でのしつけでした。

    それほど風呂敷は、生活の中で役立ち、欠かせないものだったのです。

    外に出たら何が起こるかわかりません。

    小さなものから、かなりの大きさのものまで、包んだり、縛ったり、ぶら下げたりできますし、用がすめば小さくたたんで、たもとやポケットに入れられます。

    また、一枚の布として保温やチリ除けの役目などもしてくれるのです。

    ところが、最近では紙袋がふんだんに使われるようになり、風呂敷というと、年配の方が持っているのをたまに見かけるだけです。

    確かに、Gパンや、パンツルックに風呂敷包みはピンときませんが、いざというときに、日本女性としてのムードを盛り上げ、格調高くピシッときめてくれるのが、風呂敷なのです。

    特に和服で外出するときや、冠婚葬祭関係の贈答には絶対に必要です。

    正しい知識・使い方を知り、風呂敷のよさを見直してください。

    風呂敷は大きく分けますと、木綿と絹と合繊のものになります。

    昔は化学繊維はありませんでしたから、絹の風呂敷でものを包み(くるむ)、木綿の風邑敷で上から縛って持ち運びました。

    絹は洗えませんし高価ですので、あまり長時間持ち歩いて汚したり、かたく結んで生地をいためるのは避けるべきでしょう。

    その点合繊のものは丈夫ですし洗濯もできますので、どちらにも使えて便利です。

    佐野一行, designer  


  • Posted by 佐野一行 at 02:05 | 佐野一行 | designer