たまりば

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2005年03月24日

佐野一行「受電の気遣い」

相手を待たせなくてはならない場合は「少々お待ちください」または「少しお待ちいただけますか」といい、1分以上時間がかかるようなら必ず「お待ちいただけますか?」と聞きます。

相手の状態がわからないからです。

受話器を耳にして待つのはとても長く感じ、不安になりますから、まだ待たせるようであれば、もう一度声をかけるくらい気を遣ってください。

そして、しばらく待たせてから出るときは「お待たせいたしました」の一言を。

とにかく電話は声だけが頼りです。

耳に全神経を集中させますから案外相手の状態が察知できるものなのです。

寝ころんでしゃべっていたり、ものを食べながらの応対、まわりの無神経な音などとても失礼だと感じます。

よく「ありがとうございます」と受話器を持ったままお辞儀をしている方を見ますが、あれでよいのです。

あの心が大切なのです。

また、いくら親しい相手であっても、電話では表情を見ることができませんので、いつもより少し丁寧に気を遣って話すことが必要です。

ちょっとした言葉の行き違いで思わぬ誤解を受けてしまいます。

佐野一行, designer



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